ミッドナイト・イン・パリ見ました

2010年に生き、1920年に憧れるハリウッドの脚本家ギルが1920年にタイムスリップして、1920年に生き1890年に憧れるアドリアナと恋に落ちる

過去と現在を行ったり来たりし、その度に「失われた世代」(ヘミングウェイ、フィッツジェラルド夫妻、等々)や同時代の巨匠(ダリ、ピカソ、等々)とギルは出会う

その中で出会うのがアドリアナである

アドリアナを演じるマリオン・コティヤールがめっちょかわいい

マリオン・コティヤールといえば、自分がぱっと思い浮かぶのが「エヴァの告白」であるが、娼婦的エロさに関しては本当にいうことない

テーマ的には誰しもが抱く黄金時代的幻想と現在への回帰というありがちなもの

パリを描くものであるから映像美と雰囲気が重要なのでテーマは多少使い古されたものの方がいいのかもしれない

2017年を生きる自分もやはり1990年代に幻想を抱いたりするあたり、ギルの心情は共感するところが多かった

しかし、どうせ雰囲気映画なんだからロジック的ではなくむしろ感情的に行動してほしかったなという点もいくつかあった

まとまった感想をまた書くかもしれない、書かないかもしれない

とりあえず早く殺してもらって来世に期待ですね


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